山納銀之輔

自然界に寄り添って生きろ!全てを失くしても大丈夫!世界は大きい!

007 おいしい話には裏が有る。6400万持ち逃げ事件 〜俺がお金を捨てたわけ

f:id:natureworship:20161202185358j:plain総理と対談したあとのステージにはでっかい落とし穴が待ちうけていました。高田馬場のじいちゃんが言ってたこと。「ものすごいあんた苦労するよ。他の人の何十倍も苦労する。でもあんたは耐えられるからその苦労がやってくるんだ。そのたびに必ず助けが現れる。それがあんたの宿命でそういうふうにできてるから大丈夫だ」

 

代表になってちやほやされて。役場に垂れ幕なんかが下がっちゃったりしました。なんだよこれはって思うくらい気持ち悪いくらいちやほやされるわけ。そうするとすぐ調子に乗っちゃって。20代だから。20代でそんないっぱい売り上げ上げて。代表になってテレビ出て。いろんな人が寄ってきて。ものすごいいろんな電話がかかってきて。持ち上げられて。そうやって誰がいい人で誰が悪い人か全然分からなくなりました。

 

今考えると下心のある人がいっぱい現れてたんです。それとねたみで陥れようとする人がいっぱい来る。そういうのだらけになっちゃったんですその後。その中にブリヂストンタイヤの大きな仕事の話が来た。でっかい工場作りますと。で、本当は家の医者だったはずの俺が店を構えてからどんどん売り上げ上がって少しずつ人を増やして、お客さんに喜ばれるままにリノベーションだ、家のリフォームの仕事だって。お風呂作りますとかそういう仕事までやってたんですね。手を広げていたんです。人に喜ばれるのが嬉しくて。その時期にそれだったら工場も造れんじゃないのみたいな話になってブリヂストンタイヤのでっかい工場つくるっていう仕事が来たんです。

下請けの人いっぱい雇ったらできると思いました。で、それを作ったんです。

電気工事も水道工事も全部できないと受けられない仕事だったからこれできるって思って。

仕事仲間たちも嬉しいよねきっとって。で、それを引き受けて工事やって建てたの。そうしたらね。その中間に入った会社がいなくなっちゃって6400万が消えちゃった。

 

持ち逃げされた6400万全部俺の借金。だって俺が元請けでしたから。俺が払わなきゃなんないから。下請けに。大損害なんてもんじゃなかったです。

もうこれ死ぬしかないなと思った。全部売ったとしても足りない。で、生命保険はいっぱい入ってたんですね俺。生命保険おりたらみんなに払えるなってスッとそう思ったんです。

死ぬしかねえ。って本当に。死ぬしかねえって思ったんですけどでも。そのときはこらえたんですね。何とかなるだろうと思って。頑張って稼ごうって。俺ならやれるって。それで何とか1300万まで借金減らしました。

 

だけど3年で6400万の借金が1300万までに減ったときにそこでストップしたんです。すごいつらかったです。俺は楽しくないと人がついてこないって思ってるから楽しいこともやりつづけなきゃなんない。従業員もそのときには12人に膨らんでました。従業員の給料を払うためにやりたくない仕事をずいぶんやりました。

 

 

人を増やさないと売り上げが上がらない。売り上げ上がらないとと返せないって思ってました。俺の仕事は完全に経営業になっちゃってました。ただの。毎日計算だもん。月末の集金と支払いの心配だけ考え続けて、従業員全員に仕事が行き渡ってるか目を配って、ずっと計算し続けて3年間。毎日3カ所の銀行が金取りに来て全然面白くも何ともないよね。だけど、そのときはまだある反面、ちやほやされ続けてましたね。俺が大借金してるとかそんな苦労いちいち話さなかったからそのことを知ってる人は少なかったし。お金はどんどん俺の目の前を動いてたから。だけど人間不信は止まらなかった。そしてある日なぜか返済できなくなった。どう頑張っても売り上げが上がんない。返済ができない。従業員が10人超えたあたりから、売り上げが上がった以上に経費が増えて、利益は下がったまま停滞したんです。

借金が返せなくなってからはよく昔のこと思い出してました。毎日いろんな人に出会えて毎日いろんな人に感謝されて野菜までもらったあのときの事。

そして死にたいって気持ちがまた強くなってました。3年間で十二指腸潰瘍に8回ぐらいなりました。

 

人生がつまんなくって、死にたいって思いながら、でもなんとかなるって思って必死で電卓たたいてるときにまた俺の人生を大きく変える出会いがあったんです。

 

つづく